東京メガネ八王子店「プチ・アートサロン」出展作カタログ東京メガネ八王子店
「プチ・アートサロン」
出展作カタログ

<東京メガネ八王子店は2022年10月をもって閉店させていただきました>

<東京メガネ八王子店は2022年10月をもって
閉店させていただきました>

東京メガネ八王子店店内の一部をアートサロン空間として活用し、
創作・芸術活動をされるさまざまなジャンルの作家の方の作品を
ご来店いただくお客様に楽しんでいただこうという企画「プチ・アートサロン」。
その出展作を一堂にご紹介するページです。

東京メガネ八王子店店内の一部をアートサロン空間として活用し、創作・芸術活動をされるさまざまなジャンルの作家の方の作品をご来店いただくお客様に楽しんでいただこうという企画「プチ・アートサロン」。
その出展作を一堂にご紹介するページです。

2022年

沈金師 春日友子 個展
秋澄む日に
~ノミの音色を聴いて~

沈金とは漆器の装飾技法の一つで、
漆面にノミで模様を彫り、
その溝に漆を接着剤として金粉を沈める技術です。
今回の個展では、小物はもとより海外の美術賞展から帰国した
3点の作品が見どころとなっております。

沈金とは漆器の装飾技法の一つで、漆面にノミで模様を彫り、その溝に漆を接着剤として金粉を沈める技術です。
今回の個展では、小物はもとより海外の美術賞展から帰国した3点の作品が見どころとなっております。

掲載作品についてのお問い合わせはこちらから
会期:2022年10月18日(火)~31日(月)

右へスクロール⇒
梅と桜と
  • 作品名:梅と桜と(組作品)

  • サイズ:各12.5×12.5cm
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルに銀粉、色粉
  • あけぼの
  • 作品名:あけぼの

  • サイズ:12.5×12.5cm
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルに金粉、金箔、色粉


  • 輪島塗の漆パネルに沈金を施した作品です。

    基本的な点彫りで水面に映る陽の輝きを表現し、金粉と赤い色粉を使用しました。輝く陽の光はこすりノミ、グラデーション部分は砂ボチ用のノミを使い、金粉と金箔をいれた後、こすりノミで更にグラデーションをつけました。

    冒頭に記述したように、沈金の作品すべてにおいて言える事ですが、本作品は金箔が入っているため光の当たる角度によって特に表情の変わる作品です。
    もみじ

    もみじ
  • 作品名:もみじ(部分)

  • サイズ:直径13.5cm
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルに金粉、色粉
  • サクラノツボミ
  • 作品名:サクラノツボミ

  • サイズ:30×30cm(額込)20×20cm(実寸)
  • 技法/素材:沈金 / アクリル板に金粉、色粉
  • 梅が枝

    梅が枝(部分)

    梅が枝(部分)

    梅が枝(部分)
  • 作品名:梅が枝

  • サイズ:23×43cm(額込)13×31.5㎝(実寸)
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルにプラチナ粉、金粉

  • 第21回日本・フランス現代美術世界展 入選作品
    第53回欧美国際公募スペイン美術賞展 推薦作品
    平家物語

    平家物語(部分)
  • 作品名:平家物語

  • サイズ:39×30cm(額込)20×14㎝(実寸)
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルに銀粉
  • A MAN
  • 作品名:A MAN

  • サイズ:42×31cm(額込)33×24㎝(実寸)
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルにプラチナ粉

  • 第20回記念日本・フランス現代美術世界展 入選作品
    第53回欧美国際公募スペイン美術賞展 招待作品


    The Rolling Stonesのギタリストであるキース・リチャーズをモデルに沈金をした作品です。本作品は、プラチナ紛を使用しました。

    ストーンズの事もキースの事も何も知らず、ロック好きの友人が送ってくれた1枚の写真がきっかけとなりました。模写をして見せ合いをしようと持ち掛けられ、この人の笑いジワとか手の表情、素敵だな。。。デッサンをしたら必ず沈金で作品にしたいと思ったのが第一印象でした。

    他の作品も手掛けながら、たまにデッサンをして気が付けば3年も経っていました。実際に彫るにあたり、どれだけの年月がかかるか予想もつかなかったので、のんびり構える事なく本腰を入れて集中し、彫り上がったのはおよそ1年後でした。
    己

    己(部分)

    己(部分)
  • 作品名:己

  • サイズ:74×41cm(額込)33.5×24cm(実寸)
  • 技法/素材:沈金 / 漆塗りパネルに銀粉、金粉、色粉

  • サロン・ドートンヌ(Salon d’automne)2021 入選作品
    第51回欧美国際公募フィンランド美術賞展 入選作品

    ミミズクをモチーフに、20代前半に制作した作品です。本作品には目の部分以外、あえて銀粉を使いました。

    銀は年月を経て変色する素材である事を考え、色入れを終えてからくちばしの部分にのみ漆で漆で薄くカバーをし、羽とくちばしに変色の差が出来る事を狙いました。

    制作からおよそ20年という歳月が経ち、当初の狙い通りに変色するスピードに差が出来、くちばしは銀の輝きを保ち羽は変色により茶色っぽくなり、本作品に重厚感が出たように自負しています。

    そして本作品は未完成のままこの先何年もかけ、モチーフであるミミズクは成長し年老いていくのでしょう。

    ほぼ確実に、私の命よりも長く。
    夏
  • 作品名:夏

  • サイズ:73.5×55.5cm(額込)62×47cm(実寸)
  • 技法/素材:アクリル画 / ケント紙にアクリルガッシュ
  • Copyright © Yuko.Kasuga All right reserved

    掲載作品についてのお問い合わせはこちらから

    ※作品のお問い合わせについては、作家様へ直接ご連絡いただきます。(東京メガネからのお取次ぎはございません)