一人ひとりの
可能性が組織を育てる
- 店舗を動かす力
管理職への気づきと挑戦 - 私は入社以来、一人ひとりのお客様と誠実に向き合うことを大切にしてきました。この仕事の本質は単にモノを販売するのではなく、当社が最も大切にしている「信頼」を体現することであり、それが最大の魅力であると感じています。
ターニングポイントとなったのは、入社から数年が経ち、店舗異動を重ねる中で、後輩の指導や売場づくりに携わるようになった頃です。自分の提案や行動が店舗全体に影響をもたらすことを実感し、やりがいを感じるようになりました。この経験を通じて、次第に管理職という立場を意識するようになっていきました。
特にスタッフの強みを活かし、全員が同じ方向を向き目標達成に導いた経験は、組織の力と協力の重要性を学び、店長という役割を意識するきっかけになりました。

- 個々の可能性を
輝かせる環境づくり - 店舗づくりにおいて私が大切にしているのは、一人ひとりと信頼関係を築き、強みを活かしていくことです。スタッフそれぞれの違いを多様性として尊重し、各自の可能性を輝かせることを心がけています。「人に信じられることで人は力を発揮する」という信念から、必要以上の指示を控え、自発的に考え行動できる環境を重視しました。仕事を任せることで責任感ややりがいが生まれ、結果的に組織の成長にもつながることを実感しています。
店舗の目標や方向性を説明する際は、スタッフの理解を得る難しさもありましたが意図を丁寧に説明し、対話を重ねることで信頼関係を深めることができました。店舗を「生きた組織」と捉え、柔軟さと一貫性を両立させながら、今後もスタッフと共に成長し続けたいと考えています。

- 人材育成で築く
持続可能な店舗経営へ - 今後の目標は、「成果」と「やりがい」を両立させる店舗を作ることです。スタッフが自身の役割に誇りを持ち、前向きに挑戦できる環境を整えながら、強みを活かした主体的な行動を支援していきたいと思っています。また、お客様の声を丁寧に汲み取り、サービスの質を高めることで、確かな成果を追求します。
店長という立場には「人を動かす力」と「数字を見る力」が求められます。これらをさらに磨き、組織全体の価値を向上させていきたいと考えています。
現在、メガネ業界では技術革新や市場の多様化が進み、単なる商品提供にとどまらず、お客様の生活価値を高める提案が一層求められるようになっています。そうした中で、心のこもった接客と、高い専門性を備えた提案力を持つ人材の育成が欠かせません。私自身も、そうした人材を育成しながら、お客様からの信頼と持続的な組織の発展に貢献できるよう、これからも研鑽を積み重ねていきます。
(2025.09.02)
